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October 15, 2011

・ラウパや!ラウパや!メンツがクソつーかリンプがトリかよぜってー行かねえわ以前に、全体的にメンツが弱くてあまりワクワク感がなかった今年のラウパでありますが、やはりそこはメタルの力ですか、とても楽しめたのでした。さいたまスーパーアリーナは自宅から1時間かかるかかからないか程度の距離なので、朝はのんびり9時過ぎに起床。けっこうひどい雨だったけどその辺はまったく気にならないつーか公式Tシャツが売り切れてなければOKぐらいの気持ちだったのでサクサクと俺は大雨でも出かけるよ。いつものように少ーし開場より遅れた時間に行ったためか行きの電車でメタラーと分かる人間には遭遇しなかったな。というか北与野駅じゃなくてさいたま副都心駅から来ているのか。


・入場も特に並ぶこともなくスーッと入れてあと数分でトップバッターのアニメタルUSA観るためにアリーナへ。今年はちょっとアレなステージ配置だったけど、こうして実際入ってみるとすごい後ろでもよくステージが観えるので、次のバンド待ちの人も楽しめるようになっているんスねえ。で、アニメタルUSA。メンバーはとても豪華なので人の入りもハンパない。贅沢な前座である。いやでもぼくほらアニメほとんど観ないから何の曲やっているのかよく分かんなかったですね。何割かはもうイントロで「ウォー」ってなってるのでくやしいのうくやしいのう状態になりつつ。「人間マーシャルアンプ」と豚貴族のインギ様に称えられたヴェセーラさんですが、声ちょう出まくりでした。先日のニコ生では悲惨だったらしいけど、そんなのウソやろと思えるぐらいにハイトーン連発。インペリテリをかなり楽しみにしてたのでずっと基本そっち観てたけどかなり離れていたのであんまよく観えなかったなあというのが心残りか。最後の方にももクロがステージ出てきたらしいんだけど、顔にメイクしてたしまったく分かんなかったですね…。


・AUGUST BURNS REDは観ずにTシャツ買いに行く。欲しかったTシャツはもうMサイズしかなかったけど問題なかったのでそれ購入。よかった…もう心残りが何もない…。安心して荷物をクロークに預け、またアリーナへ。


・さあSTRYPERだよ。おれの大好きなアルバムである「In God We Trust」からは今は一曲もやってないらしくて残念ですが、そんなの気にならないぐらいすばらしいライブだった。マイケル・スウィートは酒もタバコもやんないんですね。歌声と声量が素晴らしい。大好きな曲である「Calling On You」の大合唱で泣きそうになるかわいい心を持つワタクシは早くもラウパに来てよかったなあと思うのであった。というかかなり前の方で観てたんだけど、アーティストをこんなに近くで観れるのっていいなあと今頃気づいたよ。今まではけっこうモニターばっか観てたんだけど、もっと可能な限りは前で観ようと思いました…。


・AMARANTHEはチラ観。アルバム買ってるんですけどあんま好きになれなくて。次のKROKUSも同じく。昼食タイムだけどあんま金使いたくないなーと思ってロッテリアのてりやきバーガーとビールで昼食。


・次はUNITED。聴いたことないんだけど、ラウパではけっこう珍しいスラッシュということで最前列を確保。真ん中ら辺はモッシュとかが怖いですからね。どうもアルティメットステージ側は音がよくなくて、UNITEDも同様になんか篭もった感じで最初聞こえててウゲーな気分だったんですけど、だんだん良くなってきた。ボーカルのケンシンさんは留学生なんだっけ、BURRN!で読んだけど忘れた。英語でMCをすると思いきや「日本語しゃべると思わなかったでしょ?バリバリ喋ります!」とか言い始めてワラタ。あと「もう疲れたかサイタマ(ちゃんと埼玉言うのがえらい)!まだ速い曲やるよ!」とかなんかほのぼのして良かった。ラウパ史に残るようなWODが起こったそうですが、おれ実は途中で抜けちゃったんだよね。トイレ行きたかったし、次のUNISONICの場所取りもしたかったので。つか行った人ほとんど絶賛してるけど、曲知らなかったけどかなり楽しめました。最後の最後に発表された彼らですが、彼らいるといないとでは今回のラウパ全体の印象も全然違ったのでは。


・UNISONIC。ぼくは〜正直デリス期のHellowennの方が好きなんですよね。もちろんキスク期の曲も好きなのそりゃあるけど。だからアーライことカイ・ハンセンとバンド組んだぞーってニュースもふつうの反応だったわけだけど、それでもアーライ生で観れるのは嬉しいよね。気づけばかなりステージに近いところまで行けて、演奏始まれば目の前にアーライがいるというステキな時間。というか髪すごいふさふさしてたしニコニコしながらギター弾いてるし不思議なオーラがある人ですね。キスクはキスクでスキンヘッドだったしどうしよこれと思ったけど、前回の来日のときにはほとんど出なかったという"みんなの望む"あのハイトーンが聴けたのはとても満足。最後のHelloweenの曲3連発はみんなたぶん今回のラウパ一番の盛り上がり。いい年したオッサンメタラーたちが熱唱してるんだもんな。今回の反応みてキスクさんもまたこういうのマジで取りかかってくれると嬉しいですね。STRYPERに次ぐベストアクト。


・ってえーこれまだ書くの。TRIVIUMTRIVIUMはねーあまり聴かないバンドなんだよね。METALLICAっぽいと昔よく言われてたけど、おれMETALLICAもそんな聴かないからそういうもんなんでしょう。日系の血が混ざってるボーカルのキイチさんは日本語を少し混ぜてMCしてくれたのでウォーってなったけど、どうもやっぱ曲がねー。


THE DARKNESS。すでに、おれは次に控えるARCH ENEMY待ち。みんなも同じように待ってたので動くともうだめだ。なのでかなり遠目で観てたけど、やー、ジャスティン・ホーキンスは気持ち悪くていいですねえ。サウンドAC/DCっぽいわけではないと思うんだけど、それに近い系統なのでなかなか面白かったっすね。さっきから面白かったとかどうとかしか書いてないな。


ARCH ENEMY。2009年に来た時は疲れてたのでトホホ寝てたよ。そのときは音がかなり悪かったようですが、今回はかなりクリアに聴けましたよ。つーかもうね、始まる前からすごいの。もうみんな観たいみたいですごい熱気。一番人気はこのバンドなんだなあ。バンド側もほぼ毎年来てくれてるのでこれは感謝しなくてはいけません。演奏が始まったら一気にみんな暴れ出してぼくは「ヒィ死ぬ死ぬ」状態だったんですが、負けじと頑張りました。どうしても「Silverwing」が聴きたかったんだけど、ヨハン期の曲ってもう最近ほとんどやってないみたいですね。セットリストは新旧混ぜたもんだったけど、もうちっと昔の曲やってほしかったかな。アンジェラさんは色々言われてるけど、パフォーマンスは最高にカッコよかった。これは生で観るべきバンドだな。心残りは、観てたところがアモットさん側じゃなかったこと。


WHITESNAKE。んーんーーーいや、ベスト盤とサーペンスアルバムはよく聴くんだけど、定番以外は最近のアルバムからということでして、個人的にはかなり退屈だったかな。一番良かったのはドラムソロだったりするのでそういうことです。いや、ドラムソロはけっこう新鮮で、ナイフやら手やらで叩いてくれたり、スティックを叩きつけてその反動で後ろにポーンポーンやったりするのとかそういうの初めてみたので楽しかった。デイヴィッド・カヴァデールですか、いや「さすが」と言える風格はムンムンしてました。声も自分がおもってたより遥かに出てたし。存在感もすごいものが。ただ「Is This Love」なんかは個人的にけっこう残念な出来で、しまいにゃシャウトで曲をシメるつーとんでもないことをしやがったのでゲーとなりましたが、まあいいや。ダグ・アルドリッチ&レブ・ビーチも別に…。


LIMP BIZKITWHITESNAKEが終わったらどんどん客が帰ってって「ふふふ(笑)」と思いながらアリーナ観たらなんかトリなのにトップバッターのアニメタルUSAより客いなくて「いいのこれ…」と不安になるおれであった。そんなおれもおれで「My Generation」がプレイされたらとっとと帰ろう、空いてる電車で帰ろうとか思っていたので、やー3曲目にやってくれて感謝です…。ウェスがやばい、みたいな話は聞いてたけど、少なくともおれが観ている間は別にフツーのギタリストだったけどなあ。メンバーよりも客のノリ方がメタルと違ってそれは面白かった。キミたちは跳ねるのか、跳ねるのか。


・ということで今年のラウパおしまい。


・帰りはモッコリ豚いった。22時近かったのに満席。人気店すなー。接客も相変わらず良くて、いろんなお客さんに話しかけたりしてるネーちゃん店員さんが印象的だった(ぼくは話しかけられませんでしたが)。中盛300gでヤサイニンニクアブラ。見た目は前回よりも二郎らしいのだが、この日の味は大外れ。スープがとにかく薄かったので喰い進めるのがツラい。あと豚、たぶん醤油ダレに漬けてないんじゃないのってぐらい味ナシ。いい一日の終わりがこうやってダメな感じでシメられることには慣れてるのでいいんですけど、予感がしてるなら行くなって話っすね。。。


・メール何件か返したあたりでスゲー疲れたので寝る。今日なんだかんだで8時間近く立ちっぱなしだったしそりゃ疲れるわな…。ちなみにiPhoneは100%充電で行ったけど帰宅と同時に充電切れ。いやー。しかしラウパ、初参戦のときは2日連続で行ったけどよくそんな体力があったもんだ。去年も一日しか行かなかったというのあるからより一層そんなことを感じました。