・さてさて仙台にいってきました。行きは青春18きっぷを使い、ローカル線でいったわ。大宮→宇都宮→黒磯→福島→仙台といったルートで7時間ぐらいかかったかな?乗り換えはほとんどスムーズにいけたのでそれほど長くは待ってない。いくときみた景色は7割ぐらい田舎だった。田んぼや山、あと川ともう大体みた感じ。電車も、押しボタン式で乗ったらまたボタン押して閉めるっていうアレ。慣れてないと分からんよねー。その辺の住人の人はほぼ全員、開けたら閉めるを徹底しててしっかりしているなあと思った。田舎というだけでドラマがあるな。
・黒磯駅でにみにみさんと合流する。にみにみさんは今月頭ぐらいから電車をつかって日本一周をされてるとのこと。一つ一つ都道府県を周ってるわけではなく、中にはただ通過するところもあるようだが、それでも九州いったり四国いったりとかずいぶん行かれてるようだ。ノートパソコンとかは持ち歩かずに基本はiPhone一台で何とかやってるそうだが、「iPhoneがあればなんとかなる」とのことなので実際なんとかなるのでしょう。自作のしおりを見せてもらったが、事細かに書かれていて面白かった。後半はだいぶ手抜きかつ宿泊先も決めてなかったが、本人曰く「あまり早くから決めるとうまくいかないとき困る」とのこと。そりゃまー、一週間以上先の宿泊先とか決めたはいいけど万が一、体調崩したりしたら色々お金かかるもんなあ。
・仙台に着いたのは18時ちょい前。想像以上に都会都会してた。駅前なんてお店やっべえたくさんある。とにかく明るい。にみにみさんと歩きながら「ここは新宿っぽい」「渋谷っぽい」「微妙に池袋だ」「銀座っぽい」とかテケトーなこと言ってたがつまりね、あんまり旅行に来た感じがしない。だって見る光景 見る光景が自分たちのふだん歩いてるところと何ら変わりないからねー。いや悪いとかじゃないし、むしろいつも通りなのが逆にホッとしてよかった。でもさすが仙台、雪降る新潟より寒かった気がする。
・えー元々予定してた仙台二郎での夕食はなくなってしまったので、昨日いろいろと店を調べておいたんだよ。ラーメン屋と牛タン喰えるとこ。距離的に近い上、営業時間的にも2つハシゴできる感じだったので、まずラーメン屋「嘉一」へ。ここは鶏だけでとったスープが名物らしく、行列もできる人気店のよう。たまたま行った時間がよかったのか空席が2つほどあるときだったのでよかった。鶏チャーシュー大盛(醤油)たべた。店主の麺上げの様子がやばいおもしろかった。シャドーやってるような感じで過剰過ぎないかねと思うぐらい湯切りやってた。鶏油がだいぶきいててコッテリ感がありなかなか美味しく食べれた。鶏チャーシューはかなり歯ごたえがあるつーかコリコリしてて美味しかった。
・しばらく散歩を挟み、駅ナカにある「伊達の牛たん本舗」へ。ちょっと分かりにくいところにあって、それが隠れ家みたいな感じで人気とか。探すのに苦労したわクソが。もう21時近かったのでだいぶ店は空いてた。ふつうの牛タンより厚切りの「極厚芯たん」を食べたかったのだがもうとっくのとーに品切れ。フツーの牛タン定食をたべた。やー美味しかったね。柔らかい。少し味が濃かったのが残念つーか、先にラーメン喰ったせいで舌がアホになってたので完全には楽しめなかったうぐぐぐぐ。
・ホテルは一人5,000円ちょいなの申し訳ないなーと思うぐらいいいホテルでした。シャワー浴びてビール飲んでまだ23時前だったので、24時前にたまには寝てみるかーと思って寝ちゃった。もっとにみにみさんとインターネットの話とかすれば良かったかなあ。そういや寝る前、某氏から電話きてナンダヨーと出たら「内定でたー」の報告でした。ほんとうにおめでとう。いやーよくやった。お互い頑張りましょう。
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・8時ぐらいに起きた。にみにみさんが寝る前に窓のカーテンを閉めたようで、室内は真っ暗で8時だとは思わなかった。つーかおれ、夜中2時とか4時ぐらいに起きてんだよね。昨日は23時過ぎには寝て、「あーよく寝たわ?」と目を覚まし、時計みたらまだ三時間しか経ってなくてビックリした。にみにみさんはどうやら一度も目を覚ますことなく、朝9時ぐらいまで爆睡されてた。きのう「まともなところで寝れるのは久しぶり」と感激していたので良かったと思う。チェックアウトの時間は12時とかなり余裕があり、2時間ぐらい各々自由な感じで過ごす。
・チェックアウトして向かった先は「仙台二郎」である。まだオープンしてそれほど経ってないこともあり平日の昼だろうがそれなりに混んでた。街並みは思いきり東京と変わらんし、二郎にふつうに並んじゃうしまったくいつも通りで面白かった。客層はやはり大半が「二郎ってどんなんだろ」みたいなのが多かった。ひっさしぶりにリー氏つーかリー店主?原田店主か、原田店主を見たけど元気そうでしたねー。おれがよく三田本店を通ってたときは現中山店主のヒロチン氏とこの原田店主が修行をしていたので、思い入れがある、…とか書くとキモいな。懐かしい感じ。でもその原田店主、やたらテンションが高くて接客の感じがだいぶ適当になっててそれが残念。
小豚くった。ヤサイコールしなくても盛りはかなりのモノ。小金井とか桜台で修行されたんだっけ?その辺はしっかり汲んでますなあ。麺はすこし柔め。スープは数日休みだった影響かちょっと薄い感じがした。豚はバラ肉でかなり豪快なカット。柔らかくて旨かった。味的にはバラ肉使ってることもあって関内っぽいかなあ。にみにみさんも喜んでてよかった。やーでも15日の営業、臨時休業でホント良かったと思う。おかけで初日は名物食ったし、二日連続はいーわー。仮に16日が臨時休業だったら店を探すのけっこう苦労したと思うしね。
帰りにファミマで黒烏龍茶(\168)を買ったらちょうど細かい小銭を使い切れて財布の中身が500円玉が2枚だけになり非常にスッキリ。
・喰ってブラブラと駅まで戻ってお土産みる。やっぱり牛タンかねーとまずターゲットを設定しても焼肉用、スモーク、スープ、カレー等たくさんまたそこから選ばなければいけないわけで…。結局、保存がラクだし食べやすそうなスモークにし、賞味期限をチェックしてたらおやおや「オーストラリア産」と表記されてるではないか。高そうな牛タンの入った箱裏をみたらそれも同じ産地だった。そうなのかー名物と謡ってるだけだもんな。大阪も粉モンが名物だけど粉は大阪のやつか分からんもんね、みたいな?すっかり納得していくつかお土産購入。
・にみにみさんは15時ごろ発の北海道行きの電車に乗るとかでそこでお別れ。残ったおれはとりあえずブックオフで昨日見つけたバックナンバーを購入し、ほんといつもの日常すぎるなあというか結局、観光らしい観光はまったくしなかったなあとボンヤリ。たまには違う地でいつもの日常を過ごすのも面白いものだよ?
・あとは高速バスに乗り5時間。最初の2時間は寝て、残りの3時間は本を読んだりメール打ったりこの日記書いたり。「板尾日記」まだ二冊しか読んでないけど非常に面白い。いろんな人生があるんだなーと視野というか世界が広がる。いい趣味を持ったり、なりたい自分像があればそれだけ中身が濃くなるもんだ。それに、やっぱ毎日書くのが重要なんだろうなあ。人生は、残念ながら毎日毎日がいい日というわけではなく、よくない日もある。そんな日は暗い内容になるので書きたくないものではあるけど、それを敢えて記すことで「いろいろあったけどいい一年だったなあ」と言える資格が手に入る気がするなー。それがこのシリーズの感想。まあ俺は19日でこの日記を終えるけどね、ハハハハ。ニーツオルグが死んでもう6年かあ。