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July 24, 2011

・つーわけでバイトで8時間近く働いたあとだっつーのに油そばを作りますよ。簡単にレシピを。油そばは、ラードがあればそれが「油」だからなんとかなっちゃうものなんだけど、そのラードがなかなか売ってなくて、楽天とかでクソみたいな値段でタレとラードを買ったんだけどああこりゃ別に自分でも出来る味だと思ってまずはハナマサで背脂を買ってきたよ。1kgぐらい。

ラードは1センチ角ぐらい大きさで切る。あまり大きくカットしないこと。背脂は硬いのでなかなか時間がかかる。まさか1時間ぐらいかかるとは思っていなかった。全部刻むと丼1杯+ヤサイ増しぐらいになる。それを中華鍋などに入れ、水を1リットル入れて弱火でグツグツ1時間半。

背脂が熱で溶け、それが液体脂になってラードとなる。で、おれは1時間ぐらい勘違いしていたんだけど、最初に入れた水がラードになるんだと思って蒸発させないようにしたり、様子を見ながら水を足したりしてたんだよね。逆です。フタをしてどんどん水分を蒸発させる。すると、グツグツから→パチパチと揚げ物の音になる。部屋が肉屋の惣菜コーナーっぽい匂いになる。

同時進行で豚(チャーシューだな)を作ります。腕肉は用意できなかったのでスーパーで半額の豚肩ロースを。この部分は高いので深夜帯に行ったりすると良さげ。別にこれでダシ取るわけでもないので、もっと安いバラ肉でもいいけど。これはネギの青い部分とニンニク、生姜を入れて1時間〜1時間半ほど煮る。煮たら余熱を取る。そして、醤油とみりんを3:1の割合で軽く温めたタレに漬ける。ニンニク刻んだり白い粉を入れるとまろやかに。なんか少し三田本店の匂いがしたよお前。

ちなみに、漬ける時間は好みですが30分ぐらいで十分かと。漬けたあとはラップに包んで冷蔵庫へ。

さて、背脂はこのぐらいの色になったら完成です。焦がすと使い物にならないらしいので、適当なところで火をとめよう。この揚げカスはラーメンとかに入れると美味いらしいけど知らん。

ラードは少し冷まし、瓶やら丼やらに移す。ちなみにこれで丼1杯分だった。こんなにいらない。

ぼくは麺も自分で作るので、麺生地も打ちつつ今回の作業をしました。生地を寝かす時間もあるしね。麺はいつも通りの太さ。加水率は34%で。油そばはタレを吸わせて食べるやつですから、加水率は低いほうがおいしいですよ。ラードと麺を冷蔵庫に入れて寝る。


・翌日。ラードはちゃんと固まったので良かった。

ちなみに詳しいタレの作り方はここを参考にしています。

ついに極めた!<油そば> by ミキヤ [クックパッド]
http://cookpad.com/recipe/766593

あーでも砂糖は入れてないな。けっこう甘めだったので、もう少し醤油タレを入れてもいいかもしれない。ラードもフライパンで温めるのダルいから、湯煎でやってます。香りはこれでも十分良かったけど、火に通すともっといいのかな。

具は今回はチャーシュー、ネギを刻んだの、味玉だけ。歯ごたえのあるメンマがあれば尚良し。

チャーシューは冷やしてしまうと硬くなってしまうので、透明の袋とかに入れてこれまた湯煎する感じで温めるとおいしく頂けますよ。

さて麺茹で。4分ぐらい。麺はつけ麺みたいに水で冷やさなくていいです。丼もしっかり温めておきましょう。

というわけで完成。ちょっと見た目はよくないな。味は満足。ラードも残ってるのでしばらく食べ続ける必要があるな。麺を冷蔵庫で保存してグルテンをうんぬんかんぬんつーのもあるから、やはり2日ぐらいは欲しいところ。反省点はとくにないかなー。具のバリエーションがもう少し欲しかったぐらい。


・追記。スーパーで売ってる山岸麺、あれでも喰ったんだけど、つけ麺用の麺ってこともあって加水率高めでモチモチしててあまり油そばには向いてない。でも簡単に手に入るし、喰えればいいやって人は全然いいですね。