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October 16, 2010

・さてラウパです。音楽の話ほとんどナシの感想。

・自分で決めたことは絶対に守れません、といえるぐらいのステキな寝坊。ラウパ開場まであと一時間という時間に起床。ノロノロと準備し、出発。


・さいたまスーパーアリーナのある北与野に到着するまで、メタルTシャツな野郎率は見事にゼロ。メタラーは時間通り行動出来るのねえと感動しながら会場に向かう。会場に着いてまずビックリ。Tシャツなどのアーティストグッズの物販は、会場外でやってんだけど、なんと人がスカスカなのである。去年は一時間近く並んだのにこの差は一体。一分ぐらいで自分の番になったのでKoЯnのTシャツだけゲット。

・ところでトップバッターのHoly Grailが良かったらしいな。音がハッキリ聴こえたというのプラスのよう。演奏時はまだ電車だったし、またおれは自分からステキな機会を逃したのである。


・ラウパなTシャツは会場内での販売とのことで、どこに売ってるんだよクソがなどと思いつつとにかく歩く。一番奥のとこで販売してた。目的のヤツを買えたし、まあ満足ですね。つか一時間はモノ買うのにかかると踏んでたのに、その半分以下で済んでしまった。ニャーン。


・スタンディングステージへ。Chthonicを鑑賞。台湾の「ブラックメタル」というのにまずピンと来なかった。実際に北欧系の冷たい音というよりか、なんつーのかね、そのまんま闇っぽいというか、空の色がおかしい真夜中の海というか(;´Д`)シンフォニックさは、サウンドが悪くてよく聞き取れず。ずっとまじまじとステージを観てしまった理由は、唯一の女性であるベーシストのDoris嬢にあった。よく知らんのですが、いわゆる絶対領域ってヤツですか、太ももが(;´Д`)太ももが(;´Д`)スクリーンにDoris嬢が映るときは太ももばっかり映んねん(;´Д`)映るたびに「おお…」とぼやいてしまったわクソが。こんなところで太ももに目覚めるとは。音の話に戻ると、二胡って楽器をボーカルが演奏してたのが個人的なハイライトかしら。いやー良かったです。


・次はAmon Amarth。さっきのステージとは打って変わり、むさ苦しいバイキングな男たちが、むさ苦しい音を出しまくる!予習してるとき既に気に入ってはいたんですが、ライブになると単調さをやはり感じてしまう。そんな中でもギターソロなんかは聞き入ってしまうのは、さすがなんですかねえ。ボーカルの人懐っこさはこの日のベストかわいいむさ苦しいバイキング野郎賞で、笑顔になるたびに「かわいい〜」という声が聞こえた。

・Edguy。メロスピバンドのくせに、最近はもう速いのはやらないって知ってたんだけど、やはり実際に見てみるとなんとなくガッカリしますねぇ。ノリのいいメタルやってるだけやん、みたいな。ただトビアスのパフォーマンスの良さはずば抜けてた。正直そんなにステージに客がいなかったんよ。それでもしっかりとフロントマンとしての役割を果たしていて流石だなあと。髪の毛の少なさが気になりました。

・Dir en grey。メシタイムです。ドリンクチケットは酒もいいんだなあ。スミノフとケバブでニコニコ。Dir en grey自体はちょっと観たんだけど、ボーカルの京さんは本当にパフォーマーとしてはすごいレベルだと思うけど、激しい曲がただの激しい曲というか(;´Д`)曲として面白くないんじゃないかなと。たぶんドラムがうまくないせいか。

・Hellyeah。音源聴くよりライブでってタイプすね。こっちは激しいカッコいい音をしっかり出してます。ヴィニーの人気は異常。もちろんドラムも相当すごいです。バスドラ踏むたびにズシンとお腹に。Panteraの曲はもともとやってないことを知っていたので特にガッカリなどもせず。

・Ratt。LAメタルは大好物なんですが、何回聴いてもラットはダメで。ただ新作は良かったし、ライブで素晴らしいのを見せてくれるんじゃ?と期待してましたが外れです。よっぽどエンジニアがダメだったのかとにかく音が悪い。加えてセットリストもファンでも「ないわー」というレベルのものだったらしく。スティーブン・パーシーの声も去年のドン・ドッケンほどではないけど出てないし、なんかやる気もなさそうでウーン。LAメタル系でまだ呼んでも盛り上がりそうなのは…ぼくWhite Lionとか好きなんですがどうですかね。

・Accept。最初に書くと、今まで見た中で最高のライブでした(見た数は少ないですが)。終始乗りっぱなし。音はデカかったですが、それが不愉快なレベルというのではなく、それが彼らの音とマッチしていた。新しいボーカルもとにかく声が凄く、本当にいい人材を見つけ、正しい形で復活したんだなあと感動。ウルフを始めとして演奏陣も本当にカッコ良く、フライングVでカッコいいリフを弾きながら、体を揺らしまくりパフォーマンスする姿は「これがメタルや!」と思わずにはいられませんでしたね。「Metal Heart」で一度目の噴火が起き、「Fast As A Shark」でやばいぐらい興奮してしまったがな。あのギターソロのときは本当に泣くかと思ったわ。ウドがもし仮に今日いてもここまでのレベルのものになったかと言うと疑問です。「メタル=今日のアクセプト」ですかね。単独決まれば行くし。つーかいわゆるドメタルみたいなバンド、たとえばManowarなんかも相当に盛り上がりそう。ギャラの関係で実現しないらしいが、きっと呼べば最高の仕事をしてくれるだろう。

・Stone Sour。「こんなに人気あったの?」というのが正直な感想。とにかくステージが客だらけ。コリーはSlipknotのフロントマンなだけあって、パフォーマンスもMCもこの日一番でした。日本語MCが豊富豊富。曲も元々好みではなかったんですが、ライブで観るとかなりメタルっぽさがありました。なんか海外のショップとかで流れてそうな音。嫌いではないです。

・Halford。ロブの声でもう90%ぐらい決まってしまいますが、この日のロブは絶好調。あの声は本当にすごい。曲はJudas Priestを始め、Fightなんかの曲もプレイしてくれました。とくに「Jawbreaker」を演奏したときはフヒヒ…私もクレイジーになりましてね。肝心のHalfordの曲がちょっと弱く感じたのは何とも皮肉。去年のJudas Priestより全然楽しめましたよ。

・KoЯn。一番楽しみにしてました。三ヶ月前までは聴いたことすらなかったのに。メタラーには受け付けない人が多いのは知ってるし、演奏初めてからハルフォードのいた側のステージからはどんどん人がいなくなり、そっち側にいたから観るのラクだなあと思いました。んで、80年代のLAメタル全盛期を潰し、90年代に一気にトップになった彼らの放つそのサウンドはまた違った凄まじい格好良さがあって、その格好良さを求めていた若者を受け入れられた感じですか。んで、KoЯnのライブに戻ると、抜群の音の良さ。それが爆音で演奏されるんだから最高に決まってんだろクソ。大好きな「Right Now」はフレディーがくるくる回ったりしなかったのが残念でしたが、みんなで歌えたのがよかったなあ。マンキーは最近のツアーはずっとに顔にペイントしてるんすね(フレディーもか)。新ドラマーのレイも相当な人材です。手数が多く、出す音もデカいのでスゲー。ビリー・シーンとやったこともあるようで、フィールディとのセッションもサクサクとこなしてました。ジョナサンは一曲毎に酸素吸ってた。一曲一曲が全力なんだなあって取っていいスか。あとはサビなんかで見せる歌い方。格好良さ…。ハイライトは「Blind」。今回のショウを振り返って驚くのが、ファンのほとんどが歌詞を覚えてて歌うところはしっかり歌えていたこと。今日のラウパ通してこんなに歌えてた客いないっすよ。サークルもすごいの出来てたようです。なんだかんだで盛り上がりはハンパなかったし、彼らがセミで出ててもトリを喰っちゃったでしょう。トリにふさわしいショウでした。

・サクサク帰った。初日は発見がたくさんあったし、何よりもフェスの楽しさがようやく分かりました。知らないステキなバンドを知れる最高の場所ですわ。いろいろ今回のラウパは言われてたけど(言ったけど)、実際に行ってこれだけ楽しめたんだから、色々と考え直さないとねえ。あー次のラウパはまた来年かと思うと気が遠くなる…。

・まあ当然、家に帰ればChthonicのDoris嬢の画像などを集めたりするわけですが、あれ!?あれ!?全然かわいくないですよ?あれ!?あれ!?


・サタン。


・今日の昼ぐらいからのずっとな胸ドキが一気に引いたのでもう大丈夫です。


・鼻くそ写真はここで。
http://www.flickr.com/photos/ugnews/tags/%E2%80%9Cloudpark10%E2%80%9D20101006/


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・高校のときの数少ない女友達から久しぶりに連絡(;´Д`)女性はいろいろあるんですね。そのうち飲みいきますか…。


・あっさり寝た。