www.ugnews.info

September 16-17, 2009

・奥多摩一人旅。


・16日。


・7時に起床するつもりが8時半に起床。いきなりグダグダで、これはまるで最悪な一人旅になることを暗示しているかのようだ…!


・9時ぐらいに家を出る。電車を何本か経由し、まずは朝マックで朝食。


・西国分寺→青梅→奥多摩というルートで奥多摩へ…とスルスルと行くかと思ったら、青梅で足止めつーか奥多摩行きの電車が来ないんだわ、これが。1時間に2本とかそういうレベル、なのでしばらく青梅でボケ〜ッとする。

この青梅駅も意外に田舎っぽい感じで、こういうの好きな人にはたまらんなーとか思った。

んでようやく奥多摩行きの電車に乗ってブラブラと奥多摩到着を待つ。青梅から奥多摩までたしか40分ぐらいかかるのだが、本とか読んで時間を潰すのではなく、とにかく車窓から風景ばっか見てた。青梅線のドアはちょっと変わっていて、押しボタン式のドアだった。理由はよく分からないけど、たぶん虫が入ってくるからとかなのかなー。

・そんなこんなで奥多摩に到着。写真で見る以上にド田舎だった。

・とりあえず「ふれあい森林浴コース」というハイキングコースをトコトコと歩く。いきなり日原川が流れる場所に出る。

ずっとボケ〜ッと川の流れを見ている人がいてうわーとか思った。

・それからコースをとにかく歩く。恐ろしく緑がいっぱいの山道を延々と歩くので「もう飽きたわー」って気持ちになる。歩くこと30分、「ふれあい森林浴コース」のゴール地点に出る。飽きたといいながらもまだちょっと物足りない。そして「そうだ奥多摩湖へ行こう」と思い、バス停まで歩くがなんとこれがまた2時間に1本とか2本とか恐ろしいペース。なので、しょうがないので奥多摩湖まで歩くことになるんだけど、これがまたとんでもなかったのである。


・基本的に自動車がブンブンと通る車道をひたすら歩くという、ドライバーにとっては迷惑すぎることをしていたんだけど、さすがにそれはどうかと思い、車道からちょっと外れた歩道を歩くことにする。これが間違いだった。


・なぜこんなところに人間が住んでいるんだ…みたいな道をひたすら歩く。

そこから見える眺めはとてもいいものなんだけど、

それだけに、ホントなんでここに民家があるんですかね。基本的に家の扉やらがどの家もオープンになっていて、チラッと覗いたら70歳ぐらいのおばあちゃんが裁縫とかやってた。で、まあそろそろこの辺で歩き始めて1時間半とか経っていたのでこれ無事に奥多摩湖に着くのだろうかと不安になり始める。


・しばらく歩くと久しぶりに「歩く人間」の集団を発見する!その人たち、なんか登山の格好をしていて嫌な予感。嫌な予感は的中する。

いつの間に「むかしみち」というハイキング&山登りなコースに入ってしまっていたらしい。不覚!つまり、あのまま図々しく車道を歩き続けていればたぶん今ごろはもう奥多摩湖に着いていたはずだったのだ。だからといって、引き返すことも出来ず(タクシーもないし、バスも来ないし、歩きだし)、このまま歩いてゴールの奥多摩湖を目指すことになるのであった。


・ここから山道になるのであった。

書くの忘れていたんだけど、おれはずっとノートパソコン+衣類とかが全部入ったバックを担いで歩いていたので、この辺りで肩がヒーヒーいい始める。コインロッカーを使っておけば良かったとか後悔してるヒマがあったらとにかく歩くわ。そんな重装備になってない重装備で山道をどんどん歩く。が、平日だからか相変わらず登山客っぽい人はまったくおらず、このままホントに遭難するんじゃないかとマジで不安になる。途中の賽銭箱に100円入れたぐらい真剣だった。


・そして歩くこと1時間、ようやく奥多摩湖に到着。マジで嬉しかった。

・奥多摩駅行きのバスが少なくともあと1時間は来ないので、奥多摩湖周辺を歩く。ここはダムも兼ねてるみたいで、なんでも日本最大の貯水庫とかそんなことを見たけど忘れた。すごい壮大なところでテンション上がりまくり。

写真に写ってるのは展望台なんだけど、展望台から見た景色は大したことなかった。それぐらい、フツーに見える景色がスゲーということですね。で、ここの管理人さんと20分ぐらい奥多摩湖に関するお話をする。時刻は15時をすでに回っているので、今日はもう観光とかしないで戻った方がいいよみたいなことを言われる。たしかにバスも全然ないし、行くだけがかなり時間がかかってしまうよなーと思いそれにウンウンと従う。本当は観光なんかは今日で終わらせて、明日はとっとと帰るみたいな計画をしていたんだけど、まさか一日ずっと歩くことになるとは予想していなかった。


・バスに乗り、奥多摩駅へ。奥多摩駅から10分ぐらい歩いたところにある温泉「もえぎの湯」へ。露天風呂が目当てだったんだけど、見える風景がなんか木ばっかりで全然ダメだったわー。

・そして奥多摩駅に戻り、再び青梅線に乗って、立川周辺のビジネスホテル行って、チェックインしたらまた出かけて、なぜか立川二郎へ行くというクソっぷり。

小豚(ニンニクカラメ)。ここは麺があまり美味くないよなー。そしてブックオフやらホテル周辺の探索をし、明日の朝食用のミスドのドーナツ買って、ホテルへ帰還。


・サイトの更新やらなんやらやって、三ヶ月ぐらい前に買った三沢さんのDVDをようやく見たりして3時に寝る。



・17日。


・9時ごろに起床。10時までにチェックアウトしなきゃダメなんだけど、そんなこと大して気にせずにまったりまったりと準備し、ホテルを後にする。


・再び青梅駅へ。奥多摩行きの電車が出るまで20分とかあったので青梅駅周辺をブラブラして時間つぶし。


・そして奥多摩へ。バスの時間まで、奥多摩観光案内所とかで時間つぶし。なんと今日はお土産売ってる店が全部閉まってるとか!クレイジーだ。


・今日は「浮き橋」というところを見にいこうと思ってバスに乗ったんだけど、その2本ぐらい前のバス停でバスが違うルート言っちゃうとかで結局またちょっと歩かなきゃいけないらしい。めんどくせーとか思いながら峰谷橋で下りる。

そして浮き橋のあるところまでトコトコと歩く。そして浮き橋へ。


これが浮き橋である。この上をもちろん歩ける。グラグラと揺れて楽しいし、気持ちいい風が当たりまくるのでヤバイ。


・浮き橋を後にし、次の目当てであるお蕎麦屋「陣屋」を目指す。ここまでだいたい1時間ぐらい歩いたんかな…。そしてとうとう「陣屋」に到着!!

しかし

「ちょwwwwwwwwwおまwwwwwwwwwwww」だった。おいおい、まだ13時だぜさすがに場所柄あまり数を用意してないの分かるけどちょっと早いだろとか思うだけど、まあ現実受け止めてまた歩くことにする。このまま歩いていくとどうやらさっきの浮き橋に繋がるらしい。


・そっから歩いたところはバイクとかで走ったら楽しいだろうなーというところで、おれなんかが歩くようなところではないのだが、歩かなきゃ帰れないし…ということでとにかく歩く。

いやしかし、ヒッチハイクとかしたらホントに乗せてくれるぐらいのオーラを放っていたのではないかと自負しているぐらい歩いていたのでさすがに疲れる。しかし、バスの関係とかあって、あと30分ぐらいでバス停まで行かないとまた面倒なことになるので必死に歩く。そしてとうとうバス停に着いて奥多摩駅に戻って、餃子の王将でメシ食っておれの奥多摩一人旅は終わった…!


・「一人旅」を、一人でとにかく歩いて目的地に行くことと定義するならば今回の奥多摩一人旅は100点満点だと思うし、たぶん40kmは歩いたし、よくもまあああやって人間がまったく歩かないところを歩いたなーと思う。今回の旅はすごく楽しかったし、色々といい経験になったのではないかなーと。緑とかマジで死ぬほど見たし、どんだけピュアな心になってしまったんだ…!


・心残りはけっこうあって、時間の関係で鍾乳洞を見れてないし、陣屋でそば食べれてないし、また行かなきゃなー。


・そんな感じで奥多摩日記終わり。書こうと思ったことをたぶんけっこう書けてないけれど、まあもういいや…。


・奥多摩の写真はここ。こっちを見たほうが全然雰囲気が伝わると思う…。
http://www.flickr.com/photos/ugnews/tags/%E5%A5%A5%E5%A4%9A%E6%91%A9%E4%B8%80%E4%BA%BA%E6%97%8520090916%EF%BD%9E0917/